新生児の聴力検査は必要?【方法は?】

赤ちゃん

赤ちゃんが誕生したあとは、
聴力検査を行う病院・産院がほとんどですが
行うか行わないか、お母さんが選択できます。

中には、出産費用に含まれていたり、
追加で費用が発生したり
自治体で検査自体が無料で必須だったりと、
都道府県や病院・産院によって様々です。

“もし異常があったら…?”
ということに少し不安だったり、
どんなことをするのか分からないという
お母さんも多くいらっしゃると思います。

そこで、今回は「新生児の聴力検査」について
お話したいと思います。

 

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【TOPICS】

■新生児の聴力検査は必要?
■新生児の聴力検査の方法は?

 

 新生児の聴力検査は必要?

新生児に対して行う聴力検査のことを、
「スクリーニング検査」と言います。、
音に対して正常な反応があるかないかを調べます。

誕生した約60%の赤ちゃんが
この検査を受けていると言われていますが、
なぜこの検査が必要かといいますと
新生児に聴覚検査をすることで、
早期に聴覚障害の有無を発見して
早期の療育や教育に結びつけよう
という目的だからです。

 

ちなみにこの検査は、
入院中に聴覚検査を行うことで

 検査を実施しやすい
 検査に適した状態を選んで行うことができる
 入院中は再検査しやすい
 両親へ十分な説明をすることができる

など、様々な利点があります。

もし仮に退院後の1ヶ月検診や3ヶ月検診時に
聴覚検査をしようと思うと、
外来受診中に眠っているかどうかは分からないし
要再検となってしまった場合は
再度来院しなければならないので負担が大きいですよね。

再検査の時に子供が風邪を引いてしまったり
体調が悪いなどで先延ばしになってしまい、
一向に再検査できないという状況にもなりかねません。

よって、聴力検査は出生直後である
入院中に行うのが良い
とされています。

 

 新生児の聴力検査の方法は?

聴力検査
*森岡レディースクリニックより引用

眠っている赤ちゃんに
35デシベルの小さな音を聞かせて
その音の刺激に脳が反応して起こる変化を
コンピューターでみます。

正常な反応があれば、“パス”という結果が出ます。
これは、聴覚に異常はないということを示しています。

もし仮に“要再検”と出た場合は、
反応が得られない原因を調べるために
精密検査が必要だということを示しています。

 

ただ、決してこの段階で聴覚障害があるとは言えず
聴覚障害の診断は精密検査によって行われています。

まれに、

・中耳に羊水などが残っている
・耳垢がある

などの理由で、スクリーニング検査では
反応が得られないこともあるのです。

複数回のスクリーニング検査の結果が
“要再検”の場合には
精密検査が必ず必要になります。

 

この“要再検”になった場合、
「耳鼻科で精密検査を受けて下さい」
と言われますが、
言われたお母さんの気持ちは図り知れません。

実際に“要再検”になった場合でも
約半数は実際には聴覚障害がなかった

という結果も報告されていますし、
成長によって回復してくる場合も多くあります。

また先ほどあげた例のような状況も考えられますので、
100%正確な診断結果ではないのです。

そのような説明があってのことか
なくてのことかは様々ですが、
出産後のやっとお腹の中にいた我が子と対面できた
嬉しさいっぱいのお母さんに、
“要再検”は辛すぎる宣告です。

多くのお母さんたちがこの宣告に悩み、
自分を責めてしまったりしているのが現状です。

もし本当に聴覚障害がみられる場合には
早期発見・早期治療は大切なことなのですが、
出産直後のお母さんは精神的にも不安定になっているので
そこへ畳み掛けるような結果が出てしまった場合の
心のケアやこれからの赤ちゃんとの生活のことなどを考えると
「100%正確に診断できるわけではない検査をするのはどうなんだ」
という考えに結びつくのです。

これが、新生児期の聴力検査が本当に必要なのか?
と言われている理由です。

 

実際に筆者も息子を出産した際に
スクリーニング検査のお話がありました。

この時は医師からの口頭での説明と、
資料を2枚、同意書を渡され
検査費用は出産費用の中に含まれていると
言われた覚えがあります。
(もし検査しなかった場合は返金だったと思います。)

資料を読んで“早期発見・早期治療が大切”
という言葉が決め手で同意書にサインをしました。

検査結果は“パス”でしたが、
息子が検査に行っている間の
あのハラハラドキドキの心境はなんとも言えません。

聴力検査が必要かどうかは、お父さん・お母さん
そしてお二人で決められない場合は医師や親族に相談して
慎重に選択することをおすすめします。

 

 【まとめ】

・新生児が聴力検査をする場合には、出生直後の入院中に行うのが
 一番良い方法とされている。
・何度も“要検査”の結果が出た場合には、精密検査をする。
・精密検査によって聴覚障害があるかどうかが分かる。
・早期発見・早期治療が最善策だが、出産後の精神的にも
 不安定なお母さんへ検査するかしないかの選択を
 迫られるのは負担が大きい。

 

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